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「定年退職した後することがないんですけど、何かいい趣味ないですかねえ」
そう聞いてきたのは、とある外資系企業で役員レベルまで登りつめて定年退職した男性だった。
なんてことだ、することがないだと???
俺なんか、やりたい事だらけで、そのためにどうやってお金と時間を工面しようか悩んでいるのに!!(笑)
私は、カメラを勧めた。
撮影なら、カメラの技術に関して学ぶ事もたくさんあるし、被写体や風景を求めてあちこちに出かけるきっかけにもなる。
そんなに体力もいらない。感性を磨くチャンスにもなる。
「ほう、カメラですか、良さそうですね」
と、言っていた。。。
だが。。。その後、彼がカメラを始めたと言う噂は聞かない。。。
なにか他に良い趣味を見つけたと言う話も聞かない
彼はいったいこれまでの人生、何をやってきたのだ。
仕事に没頭して役員にまで登りつめたのかもしれないが、彼は今回の人生は充実した人生だったのだろうか。。。
定年してから、死ぬまでまだ数十年はある。
彼はどうやって、数十年過ごすつもりであろうか。。。
この会話から遡る事、随分昔に、彼は私に、あろうことかこんな事も言った事もあった。
「んー、君は会社組織ではやっていけない人間だね。」
はい、おっしゃることはごもっともです、私は自他共に認める社会不適合者でございまする。(笑)
しかし、多くの失敗をしつつも、多くの事にチャレンジし、学びを得ております。
やりたいことはまだまだたくさんあります
多くの人が死ぬ前に後悔することは何か、を聞いたオーストラリア看護師が語ったところによると
- もっと自分らしく生きればよかった。
- あんなにガムシャラに働かなくてもよかった。
- 言いたいことははっきり言えばよかった。
- もっと友達と連絡を取ればよかった。
- もっと自分の幸せを追求すればよかった。