小さい頃から水泳が苦手でした。
平泳ぎはなんとかできたのですが、クロールができない。
クロールのような泳ぎ方ができても息継ぎができないので、腕を数回回すと息切れしてストップです。
クロールの息継ぎの方法がわからなかったのです。
外国の映画のクロールのシーンでは、顔をあげて泳ぐシーンもありますが、やっぱり息継ぎの時だけ顔を上げる。というのがクロールのイメージじゃないですか。(笑)
でも、同じように真似をしようとして、口を水面にあげても息ができないわけですよ。(笑)
そんな瞬間的に息を吸えないし、そもそも口が水面より上に出ない。。。という状態で。(笑)
口を水面にあげようとすると、体がズブズブ沈んでいく。。。(笑)
でも、クロールを格好良く泳げるようになりたい。
理想は、
スピードを追求するクロールではなく、ゆったりと腕を回して足のかきもしぶきを大きく上げずに何時間も泳ぎ続ける。
格好いいじゃん(笑)
モテそうじゃん(笑)
というわけで、奮起一発プールに通うことにしたのです。
水泳スクールに入ろうかとも考えたのですが、あまのじゃくで社会不適合者な私は独学で習得してみることにしました。(笑)
(その1)でバタ足までできるようになって
ビート板を持つようになったので、腕のかきと息継ぎの練習です
隣のレーンでは、お爺ちゃんやお婆ちゃんが、颯爽とクロールで泳いでいます。
息継ぎの練習なんて恥ずかしいのですが、そんなことに構っていられません。
息継ぎ
息継ぎは、腕を使わずに、頭を真横に振るところからスタートしましたが、やっぱり振るだけでは息継ぎできません。
決して前方に顔を上げて息継ぎをするようなことがあってはなりません。めちゃかっこ悪いです。(笑)
少し顎を引きながら、体全体が水面にひっくり返るぐらいのイメージで最初は始めました。
というか、伏し浮きバタ足した後、体を上にひっくり返して背泳ぎ状態にして、息継ぎ。。。というか休憩。(笑)
そして、また伏せてバタ足。
完全にひっくり返らずに、体を半回転だけにして息継ぎの練習。
どれくらいの回転か、頭の向き、口の位置
色々試行錯誤しました。
上級者の人からは、
「水面で口を開けたら勝手に空気が入ってくるよ」
とよく言われたのですが、意味わからないし、そんなもん無理。
水中で8割ぐらい息を吐いて、水面上で「パッ」と息を吐くといいらしいのですが
実際には「パッ(口を開けて息を吐き出す音)」「ハ(空気を吸う音)」で
「パッ、ハ」
なかなか難しい。
プールにいないときでも、「パッ、ハ」、「パッ、ハ」、「パッ、ハ」
とやっておりました。
でも、この「ハ」で、なかなか十分な空気の量を吸えないんですよね。
息が辛くなって、立ち止まってしまいます。
が、練習し続けていると、「ハ」で吸える量が少しづつ増えていくような気がしたりして。
と言うか、少ない量でも、泳ぎ続けられるようになったような気がしたりして。。。
この辺りは、極めて感覚的な状況でしたね。
腕
腕のカキは、YouTubeをかなり見て研究しましたよ。(笑)
やっぱり格好いいクロールは、腕の動きが重要です。
格好いいクロールは、モテるための第一歩です。(笑)
まっすぐ時計のように腕を使うように教えている人もいるようですが、なんかかっこよくない。
力を抜いて肘を軽く曲げて指の先から水に入っていくような感じがかっこいいじゃないですか。
水中ではS字を描くと言う人もいましたが、スピードを追求するわけでもないので、よくわかんなかったし無視。(笑)
この頃から、ちょっとずつ足をつかずに泳げる距離が伸びていきましたよ。
息継ぎの息を吸う量が増えたのか少なくても良くなったのか、少しずつ息継ぎが楽になってきました。
そして、ある日、25メートル息継ぎしながら泳げるようになりました。
いやあ、感動でした。
そして、50メートル、100メートルと伸びていきました。
水泳は自転車のように一度覚えたら一生物だ、と言われますが
歳を取っても、泳ぎたいですね。
水泳のメンタルについては、また今度