自殺者を減らすために

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ちょっと前のことですが。

よく一緒に仕事をしていた友人が自らの命を絶ちました。

その人は、普段からちょっと突っ張ったような話し方をしていましたが、実は自分にあまり自信がないのだと、私は見抜いていました。

なので、ちょっと突っ張ったような話し方を微笑ましく見ていたのですが。。。

いま、その事を振り返って考えていると。

自信がない、という事が自ら命を絶つような直接的な要因だったのかはわかりませんが、もしかしたら大きな原因となり得るかもしれないことを考えています。

ちょっとデータを調べられませんでしたが日本の自殺者の数は他の国に比べるとかなり多いらしいですね。

その事を考えると、日本という国は

「謙遜」

が美徳とされ、自分や身内を低く卑下して、自信たっぷりな人間を良く思わない人が多いように思います。

自分の事を、ダメだ、とか、能力がない、とか親や社会から思わせるような環境にいると、自然とそうなって行くのではないかと思います。

日本では、親の躾や、学校の教育も、教科書的な教育が行われた結果なのではないでしょうか。

海外の文化を省みると、自分の事に自信を持っている人が多いように感じますし、例え他人から見て大した事がないレベルでも本人は卑下することなく堂々と生きているように思います。

いわゆる

「自己肯定感」

が高い人が多いように感じます。

これは、健常者と障害者にも通じるところがあり、障害があっても、海外ではメンタル的には別段何も感じずに生きて行く事ができます。

社会として自己肯定感という事についてもう少し考えて、他人と違う考えを持つ事を良しとし、人と違う事を容認し受け入れる社会になれば、もう少し生きやすい社会になるような気がします。

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